ありがちなストーリーが面白かった『星の瞳のシルエット』

2017年11月11日 admin 青春

hosino

柊あおいの『星の瞳のシルエット』は、友達と同じ人を好きになってしまい、友情と恋の狭間で悩みながらも成長していくというありがちなストーリーですが、この定番な学生の恋愛モノが当時はとても面白く感じました。

主人公は、そこそこ可愛くて勉強もそこそこ出来る女の子、香澄。
香澄には幼い頃、すすき野原で「星のカケラ」をくれた、初恋のような思い出の少年がいるのですが、この少年というのが実は、香澄の友達・真理子の片思いの相手である同級生・久住くんだったという、いかにもドロドロしていきそうな気配をまといながらストーリーは進んでいきます。

香澄と久住くんは、やがてお互いが幼い頃に出会ったあの時の相手だと気づくのですが、惹かれあいながらも色々な事情が交錯し、結局久住くんは真理子の愛の告白を受け入れてしまいます。しかしやっぱり二人はお互いが忘れられなくて……という内容です。

高校に入学したあたりからは、さらに結構なドロドロ具合で「そもそも真理子さえ居なければ、みんな幸せになれたのに!」と何度思ったことか。

ぶりっ子要素満載の真理子は、何となく女子から嫌われる女子の代表選手のような存在で、だから余計に主人公を応援したくなったのかもしれません。

そんなありがちでドロドロな『星の瞳のシルエット』は「真理子みたいな女にはならないようにしよう」と友達と語り合った、今でも忘れられない少女マンガです。

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『みゆき』は何歳になっても楽しめる

2017年4月13日 admin ラブコメ

miyuki

あだち充といえば、作品は「タッチ」が有名ですが、私は「みゆき」が最高傑作だと思っています。

同級生の鹿島みゆきと、血の繋がりがない妹の若松みゆきの二人の「みゆき」の間で揺れ動く、主人公の気持ちがメインに描かれていますが、女性の立場からすると、二人のみゆきの、声に出さない気持ちが見え隠れしている所が、とっても良いです。

同級生のみゆきの、好きな人のために進学を諦めたり、一緒に浪人したりする大胆さなど、尽くし型が半端ないです。
また妹のみゆきも、自分の気持ちを抑えながらも、主人公の兄の恋愛を応援する所が、せつないです。
この時代は、男女の恋愛が、あまりオープンではなく、純情な所が良いです。

ちょっとした事で、ドギマギしたり、誤解が生まれたり、気持ちが伝わったり伝わらなかったり、読んでいる方も、ドキドキします。

二転三転しながら、最後までハラハラして、どうなるのか分からない所が良いです。
最後になって、主人公だけに決断が迫られるので、やっとスッキリします。
周りは、どうなっても受け止める感じも良く、温かい気持ちになります。

こんな完璧な女性はいないと分かっていても、面白く見られてしまうのが、あだち充作品のスゴイ所だと思います。

何故か、空想ではなく、身近にも存在しているような気持になり、親近感が湧いてきます。
大人になってから読み返しても、歳を重ねてから読み返しても、何度でも楽しめる作品です。
自分の子どもにも読んで欲しいです。

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「ジョジョの奇妙な冒険」の奇妙な魅力

2017年1月6日 admin バトル漫画

jojo

今、最も見直されている80年代の漫画といえばジョジョの奇妙な冒険です。昨年1部2部がアニメ化されて、来春には3部の放送も決定しています。

ジョジョの奇妙な冒険は、かいつまんであらすじを話すのが難しいのですが、ジョースター一族が波紋や幽波紋といった不思議な力を使って、吸血鬼を司るDIOや石仮面の戦士たちと戦い、人知れず世界を救うというのが基本的な線です。各部で話は独立しているのですが、それぞれに登場するジョジョが正義感が強く個性が書き分けられていて、魅力的です。また各部をまたいで出てくるキャラクターに自然と盛り上がってしまうのです。

代表的な例でいうと、1部でジョナサン・ジョースターのライバルだったDIOが、3部では沈んだ深海から引き上げられ、血の因縁からこの部の主人公である空条承太郎を警戒します。2部の主人公であるジョセフ・ジョースターは、若い頃はトリッキーで頭を使った戦闘で誰もを熱くさせるのですが、3部では祖父として登場して聡明に承太郎に助言をしたり、相変わらずのお茶目な一面を見せるところから私の好きなキャラクターの1人です。

はじめは流行りもののような気がして毛嫌いしていましたが、勧められることが多すぎて読んでみるとこの面白さ、今では私が人に薦めたい漫画です。

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野球がスパイスとして効いてる「タッチ」

2016年5月6日 admin スポーツ

tati

80年代を代表する漫画と言ったら、なんといっても「タッチ」ですよね。

今でも、岩崎良美さんが美声でアニメソングをうたわれ、当時、テレビを見ていた小中学生だった皆さんには、懐かしさがこみ上げてこられることと思います。

わたしは、テレビより先に、中学生のいとこから単行本を借りて、夢中になって読み漁った口です。

双子の兄弟、たつやとかずや。お隣の美少女、南。それ以来、お子様に「南」というお名前を付ける方が増えたのではないでしょうか。三角関係の持つ、微妙な距離感。青春には欠かせないアイテムです。

しかも、野球で甲子園を目指すところなど、当時は、甲子園球児がどれだけスターであったかが描かれています。今では、サッカーもあるし、様々なスポーツが脚光を浴び、そこまで野球、甲子園球児だけ、ということがなくなってきつつあるように思います。

転勤で関西に引っ越し、憧れの甲子園も近い距離にあったので、2度ほど、春の選抜大会をかんせんしました。

甲子園球場が改修される前の話です。案外と普通で、テレビでしか見たことのない私には、拍子抜けするほど、身近でした。「甲子園の土」、行進曲、応援団。テレビで青春が流れ、汗と涙が感動を呼びます。

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キン肉マンが面白く強さに憧れました。

2016年1月16日 admin バトル漫画

kinniku

小学校の時に流行った漫画はキン肉マンでした。単行本を集めました。

当時は学校でキン肉マンごっこ、技を掛けあう遊びも流行りましたが、怪我した人もいて学校で禁止令が出たほどでした。

ジャンプの友情、努力、勝利を実践していたと思います。キン肉マンはドジなヒーロー、ダメ超人でしたが、
ライバルや悪魔超人、完璧超人等の強敵との戦いで勝利し、成長していく光景は毎回見て心躍らせました。

戦いも超人オリンピックや悪魔超人、悪魔将軍と仲間で挑んでいく死闘がありました。
タッグチームトーナメントはとても画期的で展開的にどうなっていくのかハラハラしていました。
王位争奪戦も様々なキン肉マンと超人達が出現し最後まで目が離せませんでした。

どう考えてもキン肉マンは不利。負けるだろうと思う時も多々ありましたが、火事場のクソ力を土壇場で発揮して、
逆転し勝利していく姿は子供心にできないことはない。すべて上手く行くことはないが、諦めなければ投げ出さずに
努力して行けばいつか勝つ。願いは叶うだろうと教えてくれた気がします

今も社会人として負けそうな時は思い出します。私の原動力、バイブルとなってます。

キン肉マンの影響で、全く興味のなかったプロレスを見るようになりました。
プロレスラーに興味を持ち、特にマスクをしたプロレスラーは、キン肉マンは素顔を見せない。見せたら死ななければいけないという掟があったので
ミステリアスに見えました。

今、週刊プレイボーイのネット漫画で再び連載されているので毎週楽しみに見ています。

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プロレス

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