ハッタリの美学の極致ともいえるサッカー漫画『キャプテン翼』

2013年1月29日 admin スポーツ

キャプテン翼が今のサッカー人気のスタート地点だったのではないか。
こうした人気マンガはばかに出来ないほど少年たちに影響力を持ている。

80年年代のサッカー少年はみんな翼にあこがれてサッカーを始めたのだ。

他にもサッカー漫画はあるのだろうが
キャプテン翼は際立って面白かった。
他のサッカーマンガははっきりいって地味すぎるのだ。

華がないというか・・・

リアルにサッカーを描きすぎて地味になってしまったのだろう。

しかしキャプテン翼はワクワクするような面白さがあった。
サッカーのルールすらよく知らない当時の少年たちでも楽しめるエンターテイメント性が
しっかり盛り込まれていた。

その代表的なものが個性豊かな登場人物たち。
SGGK(スーパーグレートゴールキーパー)である若林。
激しい気性の猛虎・日向小次郎。
まだ予選の段階で決勝戦のチケットを早々と両親に送る
皇帝・カール・ハインツ・シュナイダー。

現実味やリアルさを追求した漫画はそれはそれでいいのだが、
やはり少年誌はキャプテン翼のようなケレン味やハッタリが欲しい。

日向の直線的なドリブルの何とかっこいいこと!
彼こそ男だ。

一度クロスバーにわざわざ当ててからゴールを狙うオーバーヘッドキックの様式美!
う~ん美しい。

実はわたくしキャプテン翼のパイロット版の読み切りがジャンプに載った号を
リアルタイムで読んでいるのだ。
翼はまだ当時「翼太郎」という名前だった。
若林は当時からペナルティーエリア外からのシュートは入れられたことがないと豪語していた。

そして両雄対決のとき!
勝負を賭けたフリーキックを翼太郎が狙う。
ペナルティーエリアの外から。
若林は壁をどかすよう見方に指示する。
「俺はPKエリア外からのシュートは入れられたことがないのだ」と!
さすがSGGK。

キャプテン翼は連載前のパイロット版からすでにハッタリの効いた傑作だったのだ。

ジャンプについていたアンケートハガキは
面白かった作品3つに丸をして送るのだが、
私はキャプテン翼のパイロット版に丸をつけたのを今でもおぼえている。

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